5月23日(月)どうぎんカーリングスタジアム多目的室 参加者19名
豊平警察署生活安全課 山田さん・伊原さんの2名にお越し頂き、知的障がい者に関わる犯罪と対策についてお話を伺いました。
まずは、豊平署管内で発生している犯罪から話は始まり、ここ数年犯罪発生件数は減少傾向にあるが、空き巣・性犯罪(痴漢・盗撮・露出等)・不審者は増加傾向にあり、身を守る防犯対策の必要性を実感しました。警察で呼びかけている防犯標語【いかのおすし】、万が一にそなえなくてはなりませんね。
いか いかない(知らない人についていかない・あぶないところにいかない)
の のらない(知らない人の車に乗らない)
お おおきな声でさけぶ(あぶなかったらおおきな声でさけぶ)
す すぐにげる(とにかく人のいるところににげる)
し しらせる(近くの大人や警察(110番)、家の人、学校に知らせる)
実際に知的障がい者が巻き込まれた事例は
被害者・・・痴漢・盗撮・振り込み詐欺に巻き込まれる(携帯やお金を取られる)
加害者・・・声かけ(本人は話しをしたいだけだったがしつこい為通報)・追いかけ(公園で一緒に遊びたかったが追い掛け回し家までついてきたので通報)・地下鉄内での痴漢行為
加害者になった実例は本人・親共に厳重注意でその後は無くなった。ただ、性的加害者の中には、性的な解消の仕方が本人も分からず理性がきかず再犯してしまう例もあるとの事です。
被害者にも加害者にもならないように、地域で障がいを理解してもらう必要があり、自己防衛としてはイヤホンやスマホのながら歩きをしない・暗がりをひとりで歩かない・必要以上のお金を持ち歩かない・防犯ブザーの携帯・他人との距離の取り方等を本人支援として教える大切さを学びました。