10月12日(水)北海きたえ~る小研修室にて参加者17名
障がいのある姉弟をお持ちの2名の方にともに育つ中での「きょうだいの思い」をお聴かせいただきました。
家族の中に障がいのあるきょうだいがいる事は自分にとっては当たり前の事であり特に我慢をしていた記憶がないとのお話に、子育てを上手にされてきた親御さんだったんだなーとの感想があがりました。
でも時には、外出を我慢したり寂しい思いを経験した事もあったけれども、そんな時は周り(友達・家族)が助けてくれたそうです。
障がい者・健常者に関わらず、きょうだい間には我慢や忍耐が必要な時はありますよね。
いろいろなエピソード“きょうだいあるある話”に参加者の皆さんの頭の中には我が家のきょうだいは?と思いながら聞き入っていました。
お話しされた2名の方は現在福祉の仕事をされていて、きょうだいなんだけど厳しい支援者の目も持っていて、保護者の方にアドバイスをする事も・・・頼もしいですね
参加者の中にはきょうだいの立場の方もおり、ご自分の体験を話してくださり育った時代背景やきょうだいの順番で思いは様々なんだという事に気づきました。
当日は、アドバイザーに「きょうだい会さっぽろ」の武田さんにご出席頂き、家族の問題やきょうだい会の活動についても伺いました。
健常のきょうだいに対して「悪意のない無意識なネグレクト」をしているかも・・・
「将来頼む」・「面倒みて」はかなりのプレッシャーになる・・・
「親は半生、きょうだいは一生」
武田さんからのお話は親には突き刺さりました。
そして、健常のきょうだいとの【スペシャルな時間】はとても大切な事であり、楽しい思い出は一生の宝になるとの言葉に意識して時間を作る事の大切さを学びました。
お話しされた2名の方はお母様とふたりだけで旅行に行くなどスペシャルな時間を経験されていました。納得です!
この企画をした時には辛い事が多かったのでは?と想像していましたが、そんなことはなく楽しかった事ばかりのお話しに暖かい気持ちになり、お弁当での昼食交流会で更に話しは盛り上がりました。