2018年10月24日
10月9日(火)自治労会舘に於いて、シリーズ高齢の総まとめとなる会員研修会「いくつになっても楽しく安心して暮らす」を行いました。
講師は全国手をつなぐ連合会政策センター委員、機関紙「手をつなぐ」編集委員又村あおい氏、社会福祉法人「朔風」常務理事森本千尋氏の両名。充実の一日でした。参加者87名。
午前の部は「障がいのある人がおじいさんおばあさんになったら」のタイトルで又村氏の講演。
まず、障がいのある人が高齢になったらどうなるのか、から始まり支える制度や仕組みについて。
なにより大事なのは「本人の望む暮らしぶり」をいかに実現するか。そのために「意思決定支援」が不可欠。自分では「決められない」と捉えていなかったか。意思のない人はいない。
この指摘には思わず我が身を振り返る保護者…
そしてお金の事。ライフステージごとに具体的にいくらくらいかかるのか、そのためにどう備える、どう託すか…
最後には、親の想いを残す・安心して暮らせる地域づくりについてもお話いただきました。
午後の部はまず講師の森本氏が午前の部を受け、札幌の現状として朔風の取り組みを写真中心に紹介。
そののち講師お二人によるトークセッションと質疑応答。
日中サービス支援型グループホームの医療との連携をはじめ様々な話題が展開されました。