８月３０日（南区）、９月２日（清田区）の防災訓練にそれぞれ参加してきました。
以下、主に清田区防災訓練の様子をご報告します。
育成会は身体障害者福祉協会のみなさんと一緒に参加ということで、当日はほかにも清田区内の各地区町内会連合会をはじめ、消防署や消防団、警察、自衛隊などが参加・協力のもと訓練が行われました。
消防による訓練展示は、札幌で震度７の地震が起きたという想定で行われました。区役所庁舎を災害現場にみたて、ヘリコプターが空から現場周辺を旋回し消防隊員が庁舎の壁を登って救助に向かったり、はしご車が屋上で逃げ遅れた被災者を救出したり、出火を想定した庁舎への放水もあり、緊張感のある訓練展示でした。
訓練展示のあとは人形を使って実際にＡＥＤの操作をする応急救護を体験したり、区役所横の消防署で災害派遣用の特別車両の中を見学したり、緊急用の貯水槽が埋設されている場所を見たり、清田区役所の防災倉庫の中の災害用物資を見学したり、煙の充満した煙道を手探りで通る体験をしたりしました。
自衛隊の災害派遣装備や機動隊の多目的災害活動車などは運転席に座ることも出来たり、頑丈な車体や大きなタイヤを間近に見ることができました。また、コカコーラの災害支援型自動販売機の展示では災害発生時にお金を入れなくても飲み物が提供されるとのことで、実際にお金を入れずにボタンを押し、出てきたいろはすをお土産に頂きました
およそ１時間３０分の訓練で前半は終了し、その後は場所を移動して市の避難所概要の説明などありましたが、そちらは都合で参加できませんでした。帰り際に、参加記念として防災グッズの入ったリュックが配られました。
一方、南区の防災訓練でもＡＥＤ操作や煙道テントの体験、また実際に消火器を使っての消火訓練などが行われ、終了後には防災グッズの配布がありました。
防災訓練に参加したのは初めてでしたが、正直、今まであまり実感が無かった災害に対して、日頃の備えの重要さを強く感じることが出来ました。
