10月31日(木)わくわくホリデーホール会議室にて研修会を行いました。
午前中は「基礎から学ぶ成年後見制度」と題して、当会理事で行政書士の加藤るり子氏が
講演しました。
最近マスコミなどでもよく取り上げられている相続法の改正点、
いわゆる「80,50問題」、法定後見と任意後見の違い、後見人はいつつけたらいいか、
遺言や信託についてなど、分かりやすい資料で具体的な例を挙げてお話しして下さいました。
講演の後は、実際に後見制度を利用されている方、
履行補助者として専門職後見人を補助して主に身上監護業務を担当している方、
市民後見人として実際に後見業務に携わっている方、
3名の会員からそれぞれ実体験のお話がありました。
成年後見制度というと何か難しい法律用語という気がしていましたが、
とても分かりやすいお話で、より身近に感じることができました。
また、実際に制度を利用されている方のお話で、
無料法律相談に相談したことがきっかけで信頼できる弁護士に巡り合えたというお話を聞いて、
我が子のために一歩踏み出す勇気も必要だなと感じた研修会でした。 (午前参加54名)
研修会終了後はお弁当・デザートを食べながら交流会を行いました。
講師の加藤氏、体験談をお話ししてくれた方々も参加され、同じテーブルで
研修会とは違った角度からのお話を伺うことができました。
いつもは年代別にグループ分けをしていますが、今回はくじ引きで7グループに分けました。
普段お話しする機会がない方たちと、自己紹介、子どもの事、困ったこと、勉強したばかりの
成年後見制度について等、様々な話題で盛り上がりました。
いろいろな方と子供の将来について語りあい、年代を超えた交流が深まった1日でした。
(午後参加38名)